2011/12/3 新利根川のオオタナゴ釣り開幕・・・。
この日は月刊つり人の取材で約1年ぶりに茨城県の新利根川に行ってきた。目的は、近年、真冬の定番となっている寒オオタナゴのボート釣りを紹介するためだ。
ところが前夜から天気は大荒れ・・・。当日も朝から横殴りの強い雨が降り続き、なかなか止む気配がない・・・。それでも昼過ぎに止むであろうという天気予報を信じて、遅めの11時に現地に集合。水神屋ボートさんで打合せをしながら待機することに・・・。
そして待つこと2時間、そろそろ打合せのネタも尽き、評判の川海老天ぷら定食を完食した13時過ぎにウソのように雨が止んだので、よっしゃーとばかりに出船!船着場の沖に立ててあるミザオに船をもやって準備開始!
川は昨夜からの雨の影響で流れが強くてやや濁り気味、おまけに雨が止んだと同時に風向きが急に変わって強風も吹いてきた・・・。
そこで竿は長めの『がまはえ凌景』4.4mを選び、大きめのヘラウキを使ったドボン釣りを選択した。2本バリ仕掛の上バリはがまかつ「ワカサギ袖」0.5号(ハリス10cm)、下バリは「秋田狐」の1号(ハリス15cm)を選び、上バリにグルテン、下バリに赤虫を付けてさっそく実釣開始!
と、まもなく釣れてきたのはタモロコ。最近多いらしく、その後も入れ食いで釣れてくる・・・。そしてタモロコがツ抜けする頃にようやくオオタナゴが!ヘラウキをツンッと消し込むアタリを合わせた次の瞬間に手元に伝わってくる小気味良い引きがたまらない。この後13cmの良型を含め、しばし連発を楽しんだ・・・。
ところが、立て続けにパタパタと釣れたのでホッとしたのもつかの間、その後はクチボソ、タモロコ、スゴモロコ、ワカサギの合間にポツポツと釣れる程度・・・。しかも浅場から深場までどこにでも居る感じで狙いが絞り切れない・・・。
どうやら水温が12℃と例年に比べて高いせいか、群れが越冬場所である深場に固まっておらず、しかも足が速くてあちこち泳ぎ回っているようだ・・・。でもあれこれ撮影しながらの正味2時間弱の釣りで7〜13cmの綺麗なオオタナゴが20匹位釣れたので安心した。もう少し冷え込めば深場に群れが固まってくるので、数釣りが楽しめそうだ。
詳しい釣り方は月刊つり人2月号で解説しているのでぜひお読み頂きたい。
釣果:オオタナゴ20匹(7~13cm)、他タモロコ、モツゴ、ワカサギなど多数
場所:新利根川(水神屋ボート)
天候:雨のち曇り 南寄り強風
気温:11~20℃
水温:12℃
ロッド:『がまはえ凌景』4.4m
仕掛け:道糸0.8号に25cmヘラウキを付けた2本鈎ドボン仕掛け。上バリはがまかつ『ワカサギ袖』0.5号(ハリス10cm)、下バリは『秋田狐』1号(ハリス15cm)
エサ:下バリは赤虫と紅サシ、上バリはグルテン
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